2009年 09月 14日
”How Could You...?”
どうして

シロちゃんは何時ものように変わりなく元気に過ごしています。
ボランティアの方々が毎日の食事や排泄、散歩など目や手を掛けてくれています。
こうやって過ごしていける期間はもう2ヶ月ありません。

里親として誰かの目に留まってもらえないと
ここから退去。
その先は、、、、、、、、、。

でもボランティアの私達は
たった一つでいいので良縁を求めて諦めずに頑張っています。


私は当初遠巻きで静観していました。
保護すると言う事の重大さにそう安々と手が出せなかったのです。
どういう話が飛び交っているにせよ、最後(最期)は自分の責任に任される場合もあるからです。


しかし、現実にはマンションでの保護下にいつの間にかおかれ
そしてその保護も段々と長期化し
毎日のケアを行っているボランティアの顔ぶれが変化してきました。
私がボランティアとしてきちんと参加し始めたのは
今のメンバーが確立し始めた頃でした。
シロのことを本当に心配している人たちの話を聞くことで
自分もシロのために手を尽くしたいと思うようになりました。


ボランティアメンバーの誰もが、
シロの生活環境を第一に考え日夜頭を抱えて、時には眠れない夜を過ごし、
遠吠えを聞いてはグラウンドへ出てきて、真夜中に散歩をさせたり
寄り添って時間を過ごしたりしてくれています。
雷雨となれば、夜遅くてもざんざん雨降りの中をシロを屋根のある場所に移動させ
濡れないようにと配慮もし、
雨ざらし、直射日光のガンガンのグラウンドでは
毛虫が体に付かないようにと気も配り
この一夏を遣り過ごしてきました。


でも、シロはきっと寂しくて、切なくて人肌が恋しくて
夜半や早朝に人を呼ぶように泣いていることもあるのです。


このところ私もシロのように
切なくて、というより憤慨しながらあちこちのサイトを見ていたら
以下のような詩に何度か遭遇しました。

私達はシロに何をしようとしているのか?
何のために保護したのか?
この詩の後半部が現実になりそうでただただ怖いです。

とても長い詩です。
日本語訳(どなたの訳かはわかりません)のあとに原文を掲載しておきました。



作者 -ジム・ウィルス-

私がまだ子犬だった頃、私はあなたが喜ぶような仕草をして、あなたを笑わせました。
あなたは私のことを「うちの子」と呼び、私がどんなに靴やクッションを破壊しても、
私たちは最良の友となりました。


私が悪さをすると、あなたは私を指差し、その指を振りながら、
「どうして・・・?」と問いました。
しかしすぐに、あなたは微笑み、私を転がしておなかを撫でてくれました。


あなたがとても忙しかったので、私の破壊癖は思ったより長く続きましたが、
それはお互い時間をかけて解決しましたね。
あなたに寄り添い、あなたの信念や、誰にも秘密にしている将来の夢に聞き入った夜のことを
私は今でも覚えています。
あのとき私は、これ以上幸せな人生はないと、固く信じていました。


私たちはたくさん散歩をし、公園で走り、ドライブし、途中でソフトクリームを食べました。
(あなたは「アイスクリームは犬の体に悪いから」と言って、私にはコーンしかくれませんでしたが・・・)
私はいつも陽だまりでうたた寝をしながら、
あなたが一日の仕事を終えて家に帰ってくるのを待ちました。


次第に、あなたは仕事や出世のために費やす時間が長くなり、
やがて人間のパートナーを探すようになりました。
私は辛抱強く待ちました。あなたが傷付いた時や落ち込んだ時にはあなたを慰め、
あなたの決断が間違っていても決して非難せず、
あなたが家に帰ってくると、おおはしゃぎして喜びました。
あなたが恋に落ちたときも、いっしょになって歓喜しました。


彼女-今はあなたの奥さんですが-は、「イヌ好き」な人ではありませんでしたが、
それでも私は彼女を受け入れ、愛情を示し、彼女の言うことを聞きました。
あなたが幸せだったから、私も幸せだったのです・・・


やがて人間の赤ちゃんが産まれてきて、私も一緒に、その興奮を味わいました。
赤ちゃんたちの、そのピンク色の肌に、またその香りに、私は魅了されました。
私も、赤ちゃんたちを可愛がりたかったのです。
しかしあなたたちは、私が赤ちゃんを傷つけるのではないかと心配し、
私は一日の大半を他の部屋やケージに閉じ込められて過しました。
私がどれほど赤ちゃんたちを愛したいと思ったことか。でも私は「愛の囚人」でした。


赤ちゃんたちが成長するにつれて、私は彼らの友達になりました。
彼らは私の毛にしがみついて、よちよち足でつかまり立ちをしたり、
私の目を指で突付いたり、耳をめくって中を覗いたり、私の鼻にキスをしました。
私は彼らの全てを愛し、彼らが私を撫でるたびに喜びました。
何故なら、あなたはもう、めったに私を触らなかったから・・・
必要があれば私は命を投げ出しても、子供たちを守ったでしょう。
私は彼らのベッドにもぐりこみ、彼らの悩み事や、
誰にも秘密にしている将来の夢に聞き入りました。
そして一緒に、あなたを乗せて帰ってくる車の音を待ちました。


以前あなたは、誰かに犬を飼っているかと聞かれると、私の写真を財布から取り出し、
私の話を聞かせていたこともありました。
ここ数年、あなたは「ええ」とだけ答え、すぐに話題を変えました。
私は「あなたの犬」から「ただの犬」になり、
私にかかる全ての出費を惜しむようになりました。


そして、あなたは別の街で新しい仕事を見つけ、
みんなでペット不可のマンションに引越しをすることになりました。
あなたは「自分の家族」のために正しい決断をしましたが、
かつて、私があなたのたった一人の家族だった時もあったのです。


私は久々のドライブで、とても嬉しかった・・・保健所に着くまでは-。
そこには犬や猫たちの、恐怖と絶望の臭いが漂っていました。
あなたは書類に記入を済ませて、係員に「この子によい里親を探してくれ」と言いました。
保健所の人は肩をすくめて、眉をひそめました。彼らは知っていたのです、
歳を取った成犬たちが-たとえ「血統書」付きでも-直面する現実を・・・


あなたは、「パパやめて、ボクの犬を連れて行かせないで!」と叫ぶ息子の指を
一本一本、私の首輪から引き離さなければなりませんでした。
私はあなたの子供のことを心配しました。何故なら、あなたはたった今、このことを通して
友情、誠実さ、愛、責任、そしてすべての生命への尊重の意味を、彼に教えたのです。


あなたは私の頭を軽くたたき「さよなら」と言いました。あなたは私から目をそらし、
首輪とリードを持ち帰ることさえ、丁重に断りました。
あなたにとって守るべき期日があったように、今度は私にも期日がやってきました。
あなたが去った後、やさしい女性係員が二人やってきて言いました。
「何ヶ月も前からこの引越しのことを知っていたはずなのに、
里親を探す努力もしなかったのね・・・」と。
彼女たちは首を振りながらつぶやきました。「どうして・・・?」


保健所の人たちは、忙しさの合間に、とても親切にしてくれました。
もちろんゴハンはくれました。でも、私の食欲はもう何日も前からなくなっていました。


最初は誰かが私のケージの前を通るたびに、走り寄りました。
あなたが考えを変えて私を迎えに来てくれたのだと願いました。
今回のことが全部、悪夢であってほしいと願いました。
そうでなければ、せめて私を気に留め、ここから助け出してくれる誰かが来てくれればと・・・


しかし、幼い子犬たちの愛情を求める可愛らしい仕草には敵わないと悟った年老いた私は、
子犬たちの明るい運命を脇目に、ケージの隅に引っ込み、ひたすら待ちました。
ある日の夜、係員の女性の足音が近づいてきました。
私は彼女の後に続いて通路をとぼとぼ歩き、別の部屋に行きました。
しんと静まり返った部屋でした。


彼女は私を台の上に乗せ、私の耳を撫で、心配しないで、と言いました。
私の心臓が、今まさに起きようとしている事実を予期し、ドキドキと鼓動しました。
しかし同時に、安心感のようなものも感じました。
かつての愛の囚人には、もう時は残されていませんでした。


生まれついての性格からか、私は自分のことより、係員の彼女のことを心配しました。
彼女が今果たそうとしている責務が、彼女に耐え難い重荷となってのしかかっていることを、
私は知っていたからです・・・かつて私があなたの気持ちをすべて感じ取ったように-。


彼女は頬に涙を流しながら、私の前肢に止血帯を巻きました。
私は、何年も前に私があなたを慰めたときと同じように、彼女の手を舐めました。


彼女は私の静脈に注射の針を挿入しました。
私は針の傷みと、体に流れ入る冷たい液体を感じ、横たわりました。
私は眠気に襲われながら彼女の目を見つめ、「どうして・・・?」と呟きました。


おそらく彼女は私の犬の言葉が分かったのでしょう、
「本当にごめんなさい・・・」と言いました。
彼女は私を腕に抱きました。そして、「あなたはもっと良い場所へ行くのよ。」
「ないがしろにされたり、虐待されたり、捨てられたり、
自力で生きていかなけらばならないようなところではなく、
愛と光に満ちた、この世界とは全く違う場所に、
あなたが行くのを見届けるのが私の仕事なの・・・。」と、急ぐように説明しました。


私は最後の力を振り絞り、尻尾を一振りすることで、彼女に伝えようとしました。
さっきの「どうして・・・?」は彼女に対する言葉ではなく、
あなた、私の最愛なる主人である、あなたへの言葉だったのだと・・・。
私はいつもあなたのことを想っていました。これからもあなたのことを想うでしょう・・・
そして私は永遠に、あなたを待ち続けます。
あなたの人生に関わる人すべてが、これからもずっと、私と同じくらい誠実でありますよに・・・


When I was a puppy, I entertained you with my antics and made you laugh. You called me your child, and despite a number of chewed shoes and a couple of murdered throw pillows, I became your best friend. ...

Whenever I was "bad," you'd shake your finger at me and ask "How could you?" -- but then you'd relent and roll me over for a belly rub.

My housebreaking took a little longer than expected, because you were terribly busy, but we worked on that together. I remember those nights of nuzzling you in bed and listening to your confidences and secret dreams, and I believed that life could not be any more perfect.

We went for long walks and runs in the park, car rides, stops for ice cream (I only got the cone because "ice cream is bad for dogs" you said), and I took long naps in the sun waiting for you to come home at the end of the day.

Gradually, you began spending more time at work and on your career, and more time searching for a human mate. I waited for you patiently, comforted you through heartbreaks and disappointments, never chided you about bad decisions, and romped with glee at your homecomings, and when you fell in love.

She, now your wife, is not a "dog person" -- still I welcomed her into our home, tried to show her affection, and obeyed her. I was happy because you were happy.

Then the human babies came along and I shared your excitement. I was fascinated by their pinkness, how they smelled, and I wanted to mother them, too. Only she and you worried that I might hurt them, and I spent most of my time banished to another room, or to a dog crate. Oh, how I wanted to love them, but I became a prisoner of love."

As they began to grow, I became their friend. They clung to my fur and pulled themselves up on wobbly legs, poked fingers in my eyes, investigated my ears, and gave me kisses on my nose. I loved everything about them and their touch -- because your touch was now so infrequent -- and I would've defended them with my life if need be. I would sneak into their beds and listen to their worries and secret dreams, and together we waited for the sound of your car in the driveway.

There had been a time, when others asked you if you had a dog, that you produced a photo of me from your wallet and told them stories about me. These past few years, you just answered "yes" and changed the subject. I had gone from being "your dog" to "just a dog," and you resented every expenditure on my behalf.

Now, you have a new career opportunity in another city, and you and they will be moving to an apartment that does not allow pets. You've made the right decision for your "family," but there was a time when I was your only family.

I was excited about the car ride until we arrived at the animal shelter. It smelled of dogs and cats, of fear, of hopelessness. You filled out the paperwork and said "I know you will find a good home for her." They shrugged and gave you a pained look. They understand the realities facing a middle-aged dog, even one with "papers."

You had to pry your son's fingers loose from my collar as he screamed, "No, Daddy! Please don't let them take my dog!" And I worried for him, and what lessons you had just taught him about friendship and loyalty, about love and responsibility, and about respect for all life.

You gave me a good-bye pat on the head, avoided my eyes, and politely refused to take my collar and leash with you. You had a deadline to meet and now I have one, too. After you left, the two nice ladies said you probably knew about your upcoming move months ago and made no attempt to find me another good home. They shook their heads and asked "How could you?"

They are as attentive to us here in the shelter as their busy schedules allow. They feed us, of course, but I lost my appetite days ago.

At first, whenever anyone passed my pen, I rushed to the front, hoping it was you that you had changed your mind -- that this was all a bad dream... or I hoped it would at least be someone who cared, anyone who might save me.

When I realized I could not compete with the frolicking for attention of happy puppies, oblivious to their own fate, I retreated to a far corner and waited. I heard her footsteps as she came for me at the end of the day, and I padded along the aisle after her to a separate room. A blissfully quiet room.

She placed me on the table and rubbed my ears, and told me not to worry. My heart pounded in anticipation of what was to come, but there was also a sense of relief. The prisoner of love had run out of days.

As is my nature, I was more concerned about her. The burden which she bears weighs heavily on her, and I know that, the same way I knew your every mood.

She gently placed a tourniquet around my foreleg as a tear ran down her cheek. I licked her hand in the same way I used to comfort you so many years ago.

She expertly slid the hypodermic needle into my vein. As I felt the sting and the cool liquid coursing through my body, I lay down sleepily, looked into her kind eyes and murmured "How could you?"

Perhaps because she understood my dogspeak, she said "I'm so sorry." She hugged me, and hurriedly explained it was her job to make sure I went to a better place, where I wouldn't be ignored or abused or abandoned, or have to fend for myself --a place of love and light so very different from this earthly place.

And with my last bit of energy, I tried to convey to her with a thump of my tail that my "How could you?" was not directed at her. It was directed at you, My Beloved Master, I was thinking of you. I will think of you and wait for you forever. May everyone in your life continue to show you so much loyalty.
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by elvisjade | 2009-09-14 08:48 | その他


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