2007年 09月 28日
残念なことに、今日も雨。 歩き回るのには条件悪すぎ。 ホテルのロビーまで来て、外の様子を窺うが希望が持てそうもない空の色。 それでも、午前中に面会の約束があり、DUOMOまでは出掛けなければならない。 ホテルからは地下鉄で二駅乗って、DUOMOで降り、広場から少し入った建物でミーティングに。終わって出て来ても雨はまだ同じように降っていた。 DUOMOだけあって、観光客は(って自分たちもそうだけど)ひっきりなしに行き来している。 何組かの日本人の団体がツアコンの説明を聞いていた。 それぞれに20人くらいの集団だった。 ジェイドを見て、「あら、盲導犬よ」と誰かが気付いた様子。 直ぐに手に持っていたカメラを構える人々。 何だかすまないような気がした。 だって、きっとこの日本人の方々が日本へ帰ったら 写真を見ながら(見せながら)「イタリアにはね、ドーベルマンの盲導犬がいるのよ」という話になると思う。 ごめんなさい、 ジェイドは日本に住むアメリカの盲導犬ですから。 さて、こんな日は美術館にでも行ってゆっくり鑑賞するのもいいのでしょう。 DUOMOからはもう二駅でダ・ヴィンチの「ピエタ像」も見られるし、さらにそこからもう一駅行けば「最後の晩餐」も鑑賞できる。 ミラノのピエタ像は未完成とも言えるほどあっさりとしているけど、それが細部を敢えて表現していないことから生まれる神秘性が像の全体を包んでいるようで私はとても好きだ。 お天気さえよければお城の周りを散策しながらダンナとジェイドにゆっくり待っていてもらうことも可能だけど、雨じゃねー。 まぁどちらも以前観ているから無理して行くこともないさね。 で、代わりにといっては恐れ多いですが、 ジェイドのホテルロビーでの「待ちくたびれた顔」を鑑賞していただきましょう。 いかがですか? ピエタ像には敵いませんが、味のあるいい顔でしょう?(はい、馬鹿な親です) ついでに、天井の小さなシャンデリアをソフトで美術的に加工してみました。 (ハッキリ言って、時間を持て余していましたわ) ところで、ついでなんですけど この旅行で一番気を使ったのが「飲み水」です。 いえ、人間のではなくてジェイドのです。 ヨーロッパの水はジェイドにどうなんだろう?と気になっていました。 家では浄水器の水を飲んでいるので、やはり生水を飲ませるのには抵抗がありました。 今はコントロールが出来てお漏らしも無くなりましたが、 急激な環境の変化でまたぶり返す可能性も無きにしも非ずですので。 で、今回母ちゃんはない知恵を絞って大きな浄水器を持ち歩くのではなく 浄水のポータブルだけを持ち歩こうと創意工夫したのです。 まずその苦労の跡を写真で 上の写真: 浄水のポータブルを底のない器で空中で保持できるようにする 下の写真:ペットボトルの上を切り、上のポータブルを受ける器とする。そして、浄化された水を貯める。 こんなんで、本来の浄水の役目になっているの疑問もあるけどね。 コンパクトで持ち歩きには場所を取らないことだけは確かでした。
by elvisjade
| 2007-09-28 05:12
| 旅
|
アバウト
カレンダー
カテゴリ
以前の記事
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||