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2006年 11月 07日
紛らわしいタイトルで、びっくりしたよ
昨日、書いたブログとかけ離れすぎているからこんなの書いたら人格疑われそうだけど、、、。

ダンナの名前でヘンなタイトルのメールが届いた。
Phone Sex」 それも添付ファイルまで付いている。
疑わしいなー、迷惑メール? ダンナを騙った詐欺まがいのサイト?
メールを開けたとたん感染かぁ?

事の事実確認のため、ダンナの部屋へ、
「ねえ、メール送った? それもファイルまで付けて?」
「うん、送った。中身は想像と違うから読んでみろよ」
「なんだ、安心。それなら話してくれればいいじゃん」
「いや、読んだ方が面白い」
「ふーん」

ということでメールを開けてみる。
ダンナが購読しているウェブ経済新聞、ブルーンバーグの記事だった。
ここでご丁寧に全部日本語に訳していたんじゃ明日の朝になっても終わらないから簡潔に、というか大雑把に紹介すると、、、、。

★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★
Nov. 6 (Bloomberg) -- If you think mobile phones already rule your life, consider NTT DoCoMo Inc.'s latest offering: one that tells you to rush home and have sex.
という書き出しで始まる記事で読者の注意を惹くわけだね、ふむふむ
※mobile phones=携帯
※あ、そういえばもう一つ、日本で電話をアルファベットで簡単に書くとTELが多いけど、英語圏ではTelephone=Phoneとなる。

ではいよいよ本題に入ります。


携帯を使いこなしている皆様方、NTTドコモの最新のサービスをご存知であろうか?
それは、「早く家に帰って子作りに励みなさい。」と携帯が教えてくれるというものである。
母親になるべき方々の、月毎の最も妊娠しやすい時期を携帯にてお知らせコールをしてくれるというサービスなのだ。

昨年の人口調査では、1899年にこの調査を開始してから初めて(戦中戦後を除いて)日本人の人口が減少に転じた。
1億2千7百万人の現在の人口を維持するためには出生率2.1が必要であるにも関わらず2005年は前年の1.29から1.25へと低下した。

もしこのような傾向が続いていくなら、おそらく日本人は消滅してしまうだろう。
(私の考えでは、世界遺産になっちゃうぞー)byかあちゃん
そして天文学的な財政赤字は誰が払うんだ?

確かに、日本経済は復活を果たしてきているし、銀行の評価も上がっている、企業の雇用も回復傾向にある、、、、、ようだが、それに上回る失業者、働かない若者、政府から支給されるお金で暮らす人たちの数とは比べ物にならないほど小さなものなのだ。
税収入は財政赤字を払拭できないし、政府はそれに気付いていない。日本は今その両手に時限爆弾を抱えているのに。

日本には2つのオプションが考えられる。
1.移民を増やす
2.出生率を上げる
もちろんこの2つを同時に実施できればそれほど望ましいことはないであろう。
政府には市民に生めよ増やせよとお尻を叩く権利はない。むしろ経済的な環境を整える方策を考えて、女性に対して仕事をしながらでも子供を生み育てる手助けをすべきである。
安倍首相は政府の方針をはっきり示してはいないし、政府もこの問題を真剣に捉えているようには見えない。
出生率を下から突き上げるには、首相が企業の経営幹部の考え方を変えさえる努力をすべきである。そして、女性や家族が余裕を持って子供を生み育てられるような税の新規構想を打ち出すべきではないか。
この点で前任者の小泉首相のほうが女性を利用して財政上の展望を示すのが上手かったと言われても仕方ないであろう。

NTTドコモからのお知らせコールが必要なのはむしろ政治家なのではないだろうか?

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と、まぁざっとこんな感じの内容でした。
それぞれ感想はお持ちになったでしょうが、、、、、。

今の日本、本当に子供を生んで安全に育てられるのか不安な人も多いだろうな。
いや、別に経済的なことだけじゃなくて。
健康に生んで、当たり前に育てて、保育園や学校に通っていても
その学校が不安なんだもの。
この記事を書いた時点でこのライターが学校内部の問題を詳しく捕らえていたかどうか?

日本経済と、教育問題とある意味リンクさせないと出生率だけを取り上げても解決策が出てこないような気がするな。そしてその先には年金問題。
あ、私一人も子供を生んでいないので偉そうなことはいえませんが。

ともあれ、子供を生み育ててくださった方々に感謝いたします。

by elvisjade | 2006-11-07 21:58 | 日本


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