2009年 07月 20日
誕生日に思うこと
記憶のあるくらいから、小学校の低学年くらいまで誕生日といえば
スイカ食べ放題がプレゼントだった。

だいたいからして、毎年プレゼントという習慣も無かった時代だったかも。
ほら、経済白書に「もはや戦後ではない」と書き記されてから数年しか経っていないときに生まれているんだから
周りの子供たちもプレゼントだ何だと騒いでいなかったような気がする。
映画「ALWAYS三丁目の夕日」のような時代だったし、それも東京じゃなくて田舎だもんね。



で、そのスイカを大きく切ってもらって食べるのが
夏生まれの私にはこの上なく贅沢で御馳走だった。
いくら食べ放題といっても、そこは小学生の女子が食べる量はたかが知れている。
今考えれば安上がりだったわ。
まんまと騙されていたといえば言えなくもないか。

お皿にのせてスプーンでお上品に、という食べ方もした覚えが無く、
自分の顔よりも大きいくらいの一切れを縁側に腰掛けて頬張る。
赤い汁が服にたれるとシミになるので上半身裸か、
しみーず(シュミーズ)一枚にさせられて姉妹揃って縁側に並ばされる。
種は口からプッと飛ばす。

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★余談ですが、
しみーずという言語が今通じるのか、共通言語なのか探ってみたら
シュミーズ・ドレスとかいうのは見つけたけど、
その当時の子供たちが着せられていたしみーずは見つけられなかった。
決してオシャレな物ではなく、下着です。だけどもうそんな物、知らない人もいるんだろうな。
ゴワゴワのスリップですよ、平たく言えば。
手触りがまるでお父さんのステテコ。
それゆえ夏の素材です。
なんだか懐かしくなってきました。



あ、誕生日の食べ物のことね。

スイカで騙されていた期間はせいぜい数年。
長じてくれば知恵も付いて
誕生日にはケーキが食べたいとなり、それなりに食べさせてもらっていた。
ただ、バタークリームが主流。
それが生クリームのケーキに昇格してそこそこプレゼントなんて物ももらえる様になった。

バブリーな頃は誕生日にお出掛けしてレストランでお食事ということも経験した。
だが今や誕生日はお祝い気分でもなくおめかししての外食も面倒に感じるように。
家で少し奮発してゆっくり食べる事のほうが何よりのお祝いになって久しい。
この時期の御馳走はやっぱり「うなぎ」。
主人も私もうなぎ大好きだから、誕生日だけにとどまらず
頻繁に食卓にのぼる事に。

既に数日前からスーパーのうなぎ売り場をチェックチェック!!
去年は激減した中国産うなぎの数だけど今年は激増。
価格はダウン、ダウン。
お財布には優しいけどなー。
日本産のうなぎは3倍から4倍の価格。
これだって、恐ろしいのは産地偽装もありうる。疑い始めたらきりがない。
しかしここは100%信用するしかないもんね、一消費者としては。


さ、誕生日なんだからここは奮発してふっくらしておいしそうで
安全そうな(?)うなぎにしておきましょう。


私たち夫婦のうなぎ好きは、うなぎそのものもさることながら
甘くてとろっとしたたれにありそうな気がする。
そう頻繁に高いうなぎばっかり食べていられないので、
先日、先立ってうなぎ代用品として「アナゴの蒲焼」を買ってみた。
身の厚みはうなぎに負けるけど、質感、舌触りなど十分満足できた。
価格の満足度がそりゃ1番だけどさ。
頻繁に口にはできない日本産のうなぎの替わりなら何時でも食べることができる。
たれさえあれば、うなぎがアナゴに変わってもOK。
いいもの見つけてちょっと嬉しいのである。

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誕生日の食べ物で過去に思いを馳せてみたけど、
プレゼントを貰ったり、お祝いしてもらうだけが誕生日なのではなく、
ここまで曲がりなりにも無事で健康で年月を重ねることができました。
生んで育ててくれた両親への感謝。

あるいは、贅沢ではないけど、普通に生活させてもらっている
縁あって家族になった配偶者への感謝。


感謝の気持ちを密かに胸に持ちつつ静かに迎えるのも有りかな、、、何て思うお年頃であります。

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by elvisjade | 2009-07-20 11:00 | 食べ物


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