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2009年 01月 15日
仮住まいの名の下に
日本へ帰って来て、6年が経とうとしてる。
早かったのか、遅かったのか?

主人の中では、日本にこんなに長居するつもりはなかったらしい。
そして、口癖のように「日本はいいけど、飽きた」と聞かされている私も
こんなに長居することになったとは、と思っている。

今の状況がいいのか、悪いのか。
私たちに合っているのか、合っていないのか。
ま、そこそこ暮らしていけているのだから
良くも悪くもなく、合ってない訳でもないのだろう。
というか、そう思わなきゃやってられない。

結婚以来、ダンナの思い付きで振り回され続けているんだから
どこかで自分を納得させなきゃ、結婚生活も続けられない。


6年前成田に降り立った時に持っていた荷物は
それぞれにスーツケースと、大きなバック・パック一つづつ。
常春のコスタリカからの帰国だった。
身に付ける物とパソコンでほぼ一杯。
身軽な引越しだった。

落ち着いた先には、布団から食器、冷蔵庫も洗濯機も揃っていた。
体一つで今日から住むことができたのはとても幸運だった。
善意で住まわせていただいて1年半。
人の気持ちに甘えてばかりはいられない。
そう思って、今の住居に引っ越してきた。
当然電化製品は新品を買い揃えたし、鍋釜も箸も布団も同様に。

でも、これとて「仮の住まい」と思えばこそ、
必要最低限の物に限定して買い足してきた。
服なんて、一年中Tシャツ。
靴下も穴が開いてから新しいものを買い足す。これ鉄則。
パンツも緩くなったら捨てて、新しいのを買う。
タオルも使い倒して穴が開いたらジェイドの足拭き用にとかね。

だから家には箪笥がないのだ。  だからって、えばることではない。
鍋釜なら料理に欠かせないものだけど、
箪笥がなくても服が着れない訳ではないから。

ここの住まいの物入れといったら
2畳程のウォークインクローゼット、
奥行きのない半間の押入れ、廊下の食品棚。
テレビ置き台として購入した書類入れ。
たったこれだけの収納だもの、もう物が溢れ始めている。

増やさないように努力してきたけど、キャパシティーの限界に来ているようだ。
ジェイドの服はダンボールに収納していたけど、
何がどこにあるのかがわからなくなって在庫確認してみたさ。
なんとまぁ、結構あるもんだなー。
仮住まいの名の下に_b0079523_10463919.jpg

これだって、雨の日の合羽、レインコート類は除外してある。
何時の間にこんなに増えちゃったんだろう???

ことほど左様に、物がむき出しでリビングルームに山を作り始めている。
ミシンが壊れて布だけが山のように置き去りにされているコーナーも。
仮住まいの名の下に_b0079523_10484979.jpg


そろそろ箪笥が必要だなーと感じても、
どうせ買うなら好いものを買っていっそ永住を、と思ってしまう自分と
どうせ買ってもどうなるわからないと冷めた目で見ている自分。

どっちつかずで不安定な中で続く毎日。
それでも時間は流れている。


あと一月ほどで主人の「3年間」の在留期間が切れる。
申請してまた3年間の在留期間がもらえる。
前回は係りの人が親切に、「延長ばっかりしなくても永住権申請したら?」と
書類を渡してくれた。
まだ大切に持っている。


さてさて、どうなるのだろ、私たち。
私の夢ならでっかいんだけどなー。

宝くじにあたったら、温泉付、庭付き、平屋の一軒家。
海にも程近く魚が美味しい場所がいい。
もちろん日本!

年末ジャンボは参加賞¥300だけでした。
今年も夢は夢のままで、、、、、なのかな?

by elvisjade | 2009-01-15 11:15 | その他


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